秋に抜け毛が増える原因は?今日からできる対策7選!夏のダメージをケアして健やかな髪へ

「秋になってから、シャンプーのときに髪がたくさん抜ける……」
「排水口に髪の毛が増えた気がする」
「ブラッシングすると、以前より抜け毛が多い」
そんな変化を感じていませんか?
実は、髪は毎日自然に生え変わっているため、ある程度の抜け毛は誰にでも起こります。日本皮膚科学会によると、髪は「成長期→退行期→休止期」というサイクルを繰り返しており、1日に抜ける毛は個人差や季節差などがありますが、おおよそ100本程度までとされています。(日本皮膚科学会)
一方で、秋になって急に抜け毛が増えたように感じる場合は、夏の紫外線や汗、頭皮環境の変化、生活習慣、ストレス、無理なダイエットなどが関係している可能性もあります。
そこで今回は、
- 秋に抜け毛が増えたように感じる理由
- 夏のダメージと髪の関係
- 今日からできる抜け毛対策7選
- やってはいけないNG習慣
- 病院を受診したほうがいいサイン
について、分かりやすく解説します。
秋に抜け毛が増えるのはなぜ?

まず知っておきたいのが、抜け毛には自然な毛周期があるということです。
髪の毛はずっと伸び続けるわけではありません。
成長する時期、成長が止まる時期、そして抜ける時期を繰り返しています。
そのため、季節によって抜け毛の量が変化すること自体は珍しいことではありません。日本皮膚科学会も、抜け毛には個人差だけでなく「季節差」があると説明しています。(日本皮膚科学会)
ただし、
「秋の抜け毛=すべて正常」
というわけではありません。
急激に抜け毛が増えた場合には、季節以外の原因が隠れていることもあります。
秋の抜け毛が増えたように感じる主な原因
① 夏の紫外線によるダメージ

夏は強い紫外線を浴びる機会が増えます。
髪や頭皮は、顔や腕などと違って日焼け対策を忘れやすい場所です。
特に、
- 屋外で過ごす時間が長い
- 海やプールに行った
- 帽子をあまりかぶらなかった
- 日中に長時間外出していた
という人は、夏の終わりから秋にかけてヘアケアを見直すきっかけにしてみましょう。
ただし、紫外線だけを抜け毛の直接的な原因と断定するのではなく、夏の間に受けた頭皮・髪への負担をケアするという考え方が大切です。
② 汗や皮脂で頭皮環境が変化する
夏は汗をかきやすく、頭皮も蒸れやすくなります。
さらに、
- 汗
- 皮脂
- スタイリング剤
- 帽子による蒸れ
などが重なることで、頭皮の状態が気になる人もいます。
だからといって、
「皮脂を全部落とそう!」
と洗浄力の強いシャンプーで何度も洗うのはおすすめできません。
日本皮膚科学会も、自分に合ったシャンプーやコンディショナーを使い、頭皮が乾燥しすぎたり油っぽくなったりしない頻度で洗髪することをすすめています。(日本皮膚科学会)
③ 夏の疲れや睡眠不足
夏は、
- 暑くて眠りにくい
- 冷房による温度差
- 食欲が落ちる
- 疲れがたまる
など、生活リズムが乱れやすい季節です。
髪の状態が気になるときこそ、睡眠や食事などの基本的な生活習慣を見直すことが大切です。
④ 無理なダイエット
夏に向けてダイエットをした人は注意が必要です。
急激に食事量を減らしたり、極端な食事制限をしたりすると、身体に大きな負担がかかる場合があります。
日本皮膚科学会では、過激なダイエットの後に休止期脱毛が起こることがあると説明しています。(日本皮膚科学会)
「痩せるために食べない」という方法ではなく、バランスのよい食事を心がけることが大切です。
今日からできる!秋の抜け毛対策7選
ここからは、日常生活で取り入れやすい対策を紹介します。
対策① 髪を洗うときは頭皮をやさしく洗う
まず見直したいのがシャンプーです。
抜け毛が気になるからといって、ゴシゴシ洗うのは避けましょう。
洗髪のポイント
- 髪を洗う前にブラッシングする
- ぬるめのお湯で予洗いする
- シャンプーを手で泡立てる
- 指の腹を使って頭皮をやさしく洗う
- すすぎ残しがないように流す
特に重要なのは、爪を立てないこと。
頭皮を傷つけないように、指の腹でやさしく洗いましょう。
対策② 洗髪後は自然放置せず乾かす

髪を洗った後、
「面倒だから自然乾燥でいいや」
と放置していませんか?
濡れたまま長時間過ごすのではなく、タオルで水分をやさしく取り、ドライヤーで乾かしましょう。
ただし、ドライヤーを近づけすぎたり、同じ場所に長時間熱を当てたりするのは避けます。
対策③ バランスのよい食事を意識する
髪の健康を考えるなら、特定の食品だけを食べるより、バランスのよい食生活を心がけることが大切です。
日本皮膚科学会も、髪の新陳代謝にはさまざまなビタミンやミネラルが関係するため、バランスの取れた食生活をすすめています。(日本皮膚科学会)
例えば、
- 肉
- 魚
- 卵
- 大豆製品
- 野菜
- 海藻
- 果物
- 主食
などを組み合わせましょう。
「髪のために○○だけ食べる」という偏った方法は避けるのがおすすめです。
対策④ 無理なダイエットをしない

抜け毛が気になる人ほど、極端な食事制限は避けましょう。
特に、
「短期間で一気に痩せる」
ことを目的に食事を大幅に減らすのは、身体に負担をかける可能性があります。
日本皮膚科学会でも、過激なダイエットは休止期脱毛の原因になり得るとされています。(日本皮膚科学会)
対策⑤ 睡眠と休息を見直す

「最近ちゃんと眠れていない」
という人は、まず生活リズムを整えることから始めてみましょう。
毎日同じ時間帯に寝起きするなど、無理なく続けられる習慣を意識します。
また、ストレスが続いている場合も注意が必要です。
強いストレスなどが休止期脱毛のきっかけになることがあります。(皮膚科学会)
対策⑥ 髪や頭皮に負担をかけすぎない
毎日のヘアケアも見直してみましょう。
例えば、
- 髪を強く引っ張る髪型
- 頻繁なカラーリング
- 強い摩擦
- 過度な熱
- 頭皮に合わないヘアケア用品
などには注意が必要です。
日本皮膚科学会も、髪に負担がかかる髪型や極端に頻回のカラーリングをなるべく避けるようすすめています。(日本皮膚科学会)
対策⑦ 秋こそ頭皮の状態をチェックする
最後におすすめしたいのが、自分の頭皮と抜け毛の変化をチェックすることです。
毎日何本抜けたかを正確に数える必要はありません。
それよりも、
- 以前より明らかに抜け毛が増えた
- 分け目が目立つようになった
- 頭頂部の髪が薄くなってきた
- 一部分だけ髪が抜けた
- 頭皮に赤みやかゆみがある
などの変化を見ることが大切です。
日本皮膚科学会も、普段から抜け毛の量や頭皮の状態を把握し、変化に早く気づくことが大切だとしています。(日本皮膚科学会)
これは注意!病院を受診したほうがいい抜け毛

「秋だから抜け毛が増えただけ」
と思い込むのは注意が必要です。
脱毛にはさまざまな原因があり、甲状腺疾患や亜鉛欠乏症、自己免疫に関連する病気、感染症などが関係する場合もあります。(公益社団法人日本皮膚科学会)
特に、
急に大量の髪が抜ける
円形・まだらに抜ける
地肌が急に目立ってきた
頭皮の赤み・痛み・かゆみが強い
抜け毛が長期間続いている
眉毛など頭髪以外の毛も抜ける
といった場合は、自己判断でケアを続けるのではなく、皮膚科などの医療機関に相談することをおすすめします。
アメリカ皮膚科学会も、脱毛にはさまざまな原因があり、原因を特定することが重要だと説明しています。(皮膚科学会)
「抜け毛=もう髪が生えてこない」ではない
抜け毛が増えると、
「このまま髪がなくなってしまうのでは?」
と心配になりますよね。
しかし、脱毛症にはさまざまな種類があり、原因によって経過も異なります。
日本皮膚科学会によると、すべての脱毛症で髪が生えなくなるわけではありません。毛包の状態や脱毛の原因によって、再び髪が生えるケースもあります。(公益社団法人日本皮膚科学会)

だからこそ、
「抜け毛が増えた=終わり」
と考える必要はありません。
まずは原因を考え、生活習慣やヘアケアを見直し、それでも気になる場合は専門家に相談しましょう。
まとめ|秋の抜け毛はまず生活習慣と頭皮ケアを見直そう
秋になって、
「最近、髪がよく抜ける」
と感じても、すぐに深刻な脱毛症だと決めつける必要はありません。
髪にはもともと生え変わるサイクルがあり、抜け毛には個人差や季節差があります。(日本皮膚科学会)
まずは今日から、

この7つを意識してみましょう。
ただし、抜け毛が急激に増えた場合や、部分的な脱毛、頭皮の異常などがある場合は、季節のせいと自己判断せず、皮膚科などの医療機関に相談することが大切です。
「秋だから仕方ない」と放置するのではなく、髪と頭皮の状態を見直すきっかけにしてみてください。

